2018年10月30日
フランスのマルセイユという所に行きました。
これが記念すべき「初ヨーロッパ」ということになります!
こちらに来る前は、「マルセイユって聞いたことあるけど一体どこ?」と思っていたので、一応場所を確認しておきます。
場所はフランスの南側。地中海に面する港町です。
都市圏の人口ではパリ、リヨンに続きフランスで第3位らしいです。
数時間歩いて観光したので、その様子を紹介したいと思います。
初ヨーロッパということで、ややボリューミーな内容となっております。
前日の夕方にマルセイユ空港に着いて、40分くらいバスに乗って市街地にやって来ました。
夜は市街地のホテルに泊まって、死んだように眠りの中へ。
そして朝までしっかり寝て、ホテルでビュッフェの朝食を食べて外に出ると、いきなり目の前にこんな景色が!
これがヨーロッパかぁ…
その場に5分くらい立ちつくしてしまいました。
街中の景色とは思えない芸術性。
まるで美術館の中にいるようです。
この階段はマルセイユ・サン・シャルル駅というマルセイユの一番大きな駅へと続くものでした。
階段を登って駅を散策しようと思います。
外国に来ると気になってしまう物の一つに「信号機」があります。
フランスの信号機もなかなかロックでした。
これが歩行者用。
後ほど車用も出てきます。
いかにもヨーロッパ!という感じの風景ですよね。
どこを切り取ってもインスタ映えでした。
このレベルの彫刻が駅の階段に付いているって、すごいな。
階段を登ると駅に着きました!
かなりデカイです!
そして相変わらずこのゴシック調というか、建築や装飾が凝っています。
すげえ。
上から階段を見下ろしても画になる。
視線を右に振ればこんな感じ。
左の奥にはノートルダム・ド・ラ・ギャルド・バジリカ聖堂。
塔のように見えるのは金色の聖母像だそうです。
ここに行きたいなと思っていたけれど、思ったより遠いし、時間がなさそうなので今回はパス。
またいつか行こう。
そして、これがマルセイユ・サン・シャルル駅!
中に入ってみます。
すげぇ…
とても開放的な駅でした。
感動に浸りながら辺りをウロウロしていると、ちょっと怖いものを見つけてしまいました。
軍隊の方が警備しているようなのですが、手に持っているのが大型のマシンガン…
テロ対策なのでしょうか。
それにしても見慣れないものなので、なかなかにビビります。
変な行動取らないように注意しないと…
気を取り直して、辺りを散策します。
切符の券売機。
自動販売機。
アメリカにもこういうタイプのやつあったなぁ。
飲み物と一緒にスナック類があるのが面白い。
これは、コーヒー屋さんでしょうか。
はい、出ました!マクドナルド。
こちら、「RELAY.」というお店。
コンビニのようなお店なのですが、駅とか空港でよく見ました。
日本で言うところの「キオスク」でしょうか。
いろんな物が売っています。
こんな感じでした。
このお店の向かい側も覗いてみましょう。
どうやら雑貨屋・日用品屋さんのようです。
均一感のあるのかないのかよくわからない料金設定です。
そして、このスナックコーナー。
ぼんやりと眺めていると、
!?!?
これって、ミックスおかき?おかきミックス?的な日本のおかき詰め合わせじゃないの?!
と思ってよく見たら、「asian mix」と書いてありました。アジアンミックス…
フランスでよく食べられているのでしょうか。
不思議です。
他にもこんな物がありました。
そしてもう一店舗紹介します。
「fnac」という、本屋です。TSUTAYAみたいな感じです。
本と、
CDやDVDなんかも売っているようです。
以上、マルセイユ・サン・シャルル駅でした。
めちゃくちゃオシャレだった!
駅を出ました。
ここから港のほうまで歩いてみたいと思います。
この魚市場を目指します。
カフェがオシャレだなおい。
絵に描いたようなカフェライフ送ってますねフランスの方は。
ちょっと歩いては立ち止まって、街並み、建物の美しさに見とれてしまいます。
ここで、ついでに信号機チェックもしておきますね。
これは車用。
なぜか横に付いているんです!!
これは本当に意味不明で、この後レンタカーをしてフランスをドライブするのですが、横に付いている信号機が無意識的に見えないので、気を抜くとすぐ赤信号に気づかずに歩行者をひきそうになりました。
これは初見殺しですよ…
これは歩行者側。
ん?待てよ。
さっきと歩行者用信号機のデザインが違うぞ…
作った年が違うのでしょうか。
それにしてもデザインに統一感がなさすぎるような。
こちらは小さめのスーパーマーケット。
フランスでは「MONOPRIX」という大型スーパーをよく見かけましたが、この「city」もちらほらありました。
僕は「スーパーマーケットオタク」なので、外国に来たら絶対にスーパーを覗きます。
ちょっと中に入ってみましょう。
もう最初から意味わかんないよねw
なにこのゲートw
万引き防止でしょうか。
うーん、日本にはないなぁ。
野菜とか果物。
ん?!
長ネギ?!
長ネギは海外にあるイメージがなかったのでちょっとびっくり。
えw
柿って売ってるんだw
しかも名前が「KAKi」w
iだけ小文字なのは置いておいて、柿ってフランスで食べられてるんだ!
そして名前が日本語なのはなぜか嬉しい。
スーパーの中はこんな感じ。
棚の物を軽く見てみます。
この辺はアメリカと変わらないですね。
うわ。
さすがパスタ文化。
大量の種類のパスタがあります。
そしてハム、サラミ系もたくさん。
そしてチーズ!
種類と量がすごい!
そしてそしてワイン!!
種類が多いし、値段が安い!
さすがワイン王国ですね。
ビールもまあまあ飲むようです。
まあ冷凍食品も食べるよね、そりゃ。
この辺もアメリカと変わらないです。
あと、フランスでミネラルウォーターを買おうとするとだいたい「evian」があります。
でも高いです。500mlのペットボトルで2€(約260円)とかします。
とても高くてもったいないので、滞在中はなるべくスーパーのevianじゃない水を買って飲んでいました。
500mlで0.30€とかでした。安い。
アイス類。
この辺もアメリカと同じ感じです。
乾麺タイプのパスタ。
やはりかなり充実してますね。
このパスタは見たことなかったです。
探すとやっぱりありました。
カップヌードル。
謎のフランス仕様になっていましたが。
これ、最初「パンかな?」と思ってよく見ると、
なんとサラミでした!w
よく見るとカビっぽいのも生えてるようで、新しい世界を覗いた感覚でした。
サラミってこうやったら常温保存できるのか。なるほど。
この辺のお菓子類もアメリカと変わらないですね。
紅茶とかコーヒー。
焼き菓子のクオリティは高そうですね。
ナニコレ?
「sushi」なるものが売ってます!
寿司って結構フランスでも浸透しているんだ。へぇ〜
これは笑ったw
商品補充したい気持ちはわかるけど、そんな大量に持ってきたら商品取れないじゃないですかw
日本ではあまり見ないこのゆるさ。
パンとかは美味しそう。
フランスのスーパーはこんな感じでした。
総括すると、だいたいアメリカと同じで、所々にフランスらしさが出ているという感じでした。
気を取り直して港に向かいましょう。
屋外のカフェは本当にオシャレ。
これぞフランス、ヨーロッパ!という感じ。
裏路地もいいんですよ。
所々に広場があって、噴水があったりします。
そこにもやっぱり彫刻。
大通りに出ました。
トラム(路面電車)も走っているようです。
あまりトラムは見た記憶がないので新鮮!
こういう裏路地もあったり。
この道を進めば港に着きます。
いい感じのお菓子屋さんがありました。
ちょっと寄ってみます。
これは、この後で向かうエクスという町のお菓子で、「カリソン」と言うらしいです。
結局食べる機会がなかったけど、一体どんな味がするんだろうか。気になります。
めちゃくちゃオシャレなお店でした。
ヨーロッパのお菓子って美味しいんだろうな。
また大通りに戻って歩みを進めます。
こういう建物がバンバン出てきます。
ん! でかい観覧車!
しかも意外と回転スピードが速いw
そうこうしているうちに港に着きました。
おぉ〜!
ここも絵になりそうな風景です。
ようやく港町ということを認識できました。
簡易的な魚市場もたしかにありました!
市場前の広場はこんな感じ。
謎の鏡アートもありました。
さて、ここから、港沿いを海に向かって左側、右側の順にぐるっと回ろうと思います。
まずは左側。
ボートがいっぱいありますね。
てくてく歩いていると、
ん?!?!w ナニコレ?!?!w
どうやら、ムダに機関車っぽい見た目の観光バスのようです。
めちゃくちゃシュールw
気を取り直して進みます。
さらに進むと、
岩の要塞のようなものが見えてきました。
防波堤の先までやってきました。
視線を右に動かすと、
この先は地中海。
港を挟んで対岸にはこれまた要塞が。
来た道を引き返して、反対側にも行ってみましょう。
ここまであまり気づかなかったけど、ヨーロッパの車って丸みがあってカワイイ感じですね。
普通にマイカーとして持ちたいなと思いました。
さて、反対側に回ってきました。
教会も存在感のある建物ですよね。
右側から港を挟んで左側。
左奥にはバジリカ聖堂が見えます。
遠くからでも金色の像が確認できました。
いつか行ってみたいです。
こちらもなかなか立派な建物。
たまに観光地などで見かけるオブジェ。
そう言えば自転車専用道路があって、よく見てみると、
自転車の絵がシュールw
タイヤが潰れたように見えて、変な感じだなぁ。
いや〜、面白い。
右側の要塞に到着。
対岸を見ると、さっきいた所が見えます。
要塞はこんな感じ。
どうやって作ったのか、どう使われたのか、いろいろと妄想が膨らみます。
この先が地中海です。
変な建物が。
これは地中海文明博物館だそうです。
しばらく歩くと、
マルセイユ大聖堂(サント・マリー・マジョール大聖堂)が見えてきました。
とても大きいです。
着きました。すげぇ。
めちゃくちゃインスタ映え。
そして正面。
今日は閉まっているみたいです。残念。
こういう装飾、彫刻が凝っています。
ちなみにその周りは、
こんな感じ。ワーオ。
横から見るとこんな感じ。ワーオ。
ちょっと高台にあるようです。ワーオ。
そして裏路地。上から見るのもまたよし。
さて、ここからマルセイユ・サン・シャルル駅に戻ります。
歩行者信号用押しボタン(だと思われる)。
こういう裏路地もいい。
もうお気づきの方もいるかもしれませんが、フランスもアメリカ同様、車を家の前に駐めておくときなどは基本的に路上駐車のようです。
そこかしこの道路が路駐で埋まっています。
よくよく観察してみると、
こんな前後間隔で駐めてます。
この真ん中の車は、はたして出られるのでしょうか?w
聞いたところによると、フランス人は縦列駐車するときに前後の車に軽く自分の車を当てたりするらしいです。
それくらいは当たり前、お互い様で、揉め事にはならないそう。
そのため、車のバンパーとかナンバープレートとかはボコボコになっているものもあります。
なかなか日本では考えられない感覚ですね。
さらに歩き進めます。
歩いていると、目の前に門が。
これも一応、凱旋門と言うらしいです。
パリの凱旋門がどんなもんか楽しみです。
人生に疲れたら、ここでコーヒー飲みながらボケーっとしたいですね。
細い道とかすごく美しいです。
落書きなんかも、僕にとってはアートなので全然ありです。
そうこう歩いていると駅に戻ってきました。
次はエクス(エクサン・プロヴァンス Aix en Provence)という町にTERという電車で向かいます。
そこで友人と合流して6日間、「ヨーロッパ4ヶ国ロードトリップの旅」をします。
ここで時刻を確認して、切符を買います。
B番線から出発するようです。
これが改札。
一応チケットをリーダーにかざしましたが、最初からゲートが空いているのでかざさなくても通れると思いますw
なんともガバガバな感じ。
中はこんな感じ。
普通に快適でした。
エクスまでは50分くらい。
という感じでマルセイユ観光が終わりました。
初ヨーロッパを体感した感想は、
街並みオシャレすぎ!
もうほとんどこれに尽きます。
建築、道並み、お店が芸術的にデザインされているし、街中に彫刻などがあってまるで美術館の中にいるかのような感覚を常に味わっていました。
いや〜、いろんな意味で恐ろしいなヨーロッパ…
もしかしたらマルセイユだけが異常に美しい町なのかもしれないので、他の都市も回って比較していこうと思います。